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小林よしのり
2020.12.14 09:54日々の出来事

玉川徹の驚くべき詭弁祭り

玉川徹は自殺者の急増が相当やばいと思っているのか、
自殺者急増まで相対化しようとしている。
女性の自殺者が10月は去年の8割増であり、その原因を示す
非正規雇用のリストラが、どれだけ女性を窮地に陥れたか、
NHKもやっていたのに、見てないのだろう。
見ても玉川なら、何も感じないと思うが。

コロナの死者は0にしなければならないと言う。
インフルの死者が10000人、出ていた時は無視だった。
風呂の溺死者が5000人は許せるのか?
異様なことに、コロナの死者だけは許せないというカルト
になっている。
コロナ脳の教祖なだけに狂い方が半端じゃない。

一方で、「煽りは過剰が正しい」と明言した。
犠牲が出るのに煽りは正しいとは言えないと、山口真由
が反論したが、それが正しい。
「オオカミが来たぞ」と言って、オオカミが来なかったら、
「来なくて良かった」と平然と言ってのけるのが正しい
という理屈である。
口が立つ者が詭弁を弄し始めたら、オウム真理教の
上祐史浩と同じになる。
それに誤魔化される馬鹿も続出するのだ。

モーニングショーは徹底的に叩かなければならない。
これは殺人番組だから、描き下ろし長編で叩いても
いいかもしれない。
というのは、北朝鮮の帰還事業を進めたミスリードの
責任をマスコミはとっていない。
マスコミのミスリードは人を不幸にするので、絶対に
妄信してはならないということを、常識にする必要が
あるのだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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